宝川温泉
宝川温泉は露天風呂番付(野口冬人編集)で東の横綱に位置し、
延べ面積470畳という巨大な露天風呂(摩耶の湯、子宝の湯、般若の湯、摩訶の湯)で知られる。
そのなかでも、昭和1940年につくられた「摩訶の湯」は畳み100畳分もあり、
東日本の横綱という称号を与えられている。
日本のの露天風呂の良い見本となっている湯船である。
宝川温泉には1軒しか宿(汪泉閣)がなく、
宿ではツキノワグマが飼育されている。
かつては、ヤマトタケルノミコトが病にかかったときに、
白い鷹が飛び立つのを見つけて、
この温泉を発見したことが温泉の起源といわれているほどの古い温泉。
病に冒されたヤマトタケルノミコトが宝川温泉の
湯船に浸かると病気がころっと治ったために、
それを表す意味で「白鷹の湯」とも呼ばれていたことがある。
湯量は毎分ドラム缶で10本分という多さで、
約1800リットルがわき出ている。宝川温泉は、
群馬県のなかでも利根川のもっとも上流に位置している。
宝川の渓流沿いに広がっている温泉地で、大自然の真っ只中にある。
ただ一軒の宿である汪泉閣の本館から裏山の
展望台にたどり着くまでに約30分かかるが、
その道のりではいろいろな高山植物を目にすることができる。
高山植物のなかでも、3月頃に咲く薄紅色の「いわうちわ」の花は、
訪れた人誰もの心を奪うほどの素晴らしさ。
春には山桜やツツジが咲き誇り、夏は林浴を楽しみ、
秋は紅蓮の炎のような紅葉が当たり一面を埋めつくし、
冬には真っ白な雪景色が広がり、大自然が
四季折々演出する様々なドラマを楽しむことができる。
山の幸や川の幸が豊富で、
キノコや山菜、イワナやヤマメ、カジカ、イトウなどの山菜料理や
川魚料理などを楽しむことができるのも、宝温ならではの演出である。
泉質:弱アルカリ単純泉。
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復。病後回復期、健康増進。
交通:JR水上駅下車。関越自動車道水上インターチェンジから国道291号線、県道63号線、県道264号線。
群馬県利根郡水上町藤原
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